2012JFL第27節 横河武蔵野戦レポート

○V・VAREN長崎(長崎県)1-0 横河武蔵野(東京都)●

[スタメン]
【GK】31:原田欽庸
【DF】5:河端和哉、7:持留新作、17:古部健太、23:マイケル・ジェームズ
【MF】6:前田悠佑、25:岡村和哉、26:山本翔平、9:中山悟志、11:神崎大輔
【FW】15:水永翔馬
[サブ]
【GK】21:金山隼樹
【DF】3:藤井大輔
【MF】10:佐藤由紀彦、33:山田晃平
【FW】8:松橋章太、13:有光亮太

[得点]90+2分:松橋
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[警告]36分:前田(反スポーツ)

[交代]76分:前田→山田、80分:山本→有光、87分:持留→松橋
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[寸評]
 70分に退場者を出した横河は10人となった。シュート数は相手の3倍放っていた。
それでも、追い込まれていたのはV・ファーレン長崎だった。
ドローの気配が漂い始める。無理に前がかりになれば横河のカウンターが牙をむきかねない。
引き分けでも首位はキープ出来る・・だが、佐野監督はあくまで得点を狙った。
ピッチに立つ11人のメンバーの内、実に8人が元FW。
超攻撃的佐野スタイルがドラマを引き起こそうとしていた。
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攻守の切り替えを早くし堅守速攻を絵に描いたような横河武蔵野のスタイル。
V・ファーレンは攻めながらもペースを握れない。
70分に一人退場して10人になってからの横河は5バックでゴール前を固める。
アウェイで一人少ない状態で首位とドロー。
彼らにとってそれは充分な成果だ。
V・ファーレンにとってもドローならば首位はキープ出来る。
目先を考えるなら弱気になっても止む得ない。
だが、攻撃サッカーを標榜する佐野監督はあくまで攻撃にこだわった。
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そして、ピッチとベンチにはその意図に応える選手が揃っている。
水永、有光、中山、山田、松橋、神崎、古部、岡村・・
ピッチには実に8人の元FWが散らばる。
岡村のみ下がり気味で7トップとも言える超攻撃態勢。
攻める。攻める。攻める。
90分、決定機に松橋がシュートをまさかの空振り。・・ドローか・・
アディショナルタイム、CKのボールをファーサイドからつないで
山田がドリブルで切れ込みクロス。
そのクロスに中山があわせた所を更に松橋章太ボレーで決勝点!
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凄まじい歓声が渦巻く中で得た勝点3。
そして貫いた攻撃サッカー!
1年前、ホームで勝てないと揶揄された街、長崎。
今季のホームは依然無敗!
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まだ予断は許さない。だが、長崎はここまで来た。
Jリーグの無かった街がホームと呼ぶ相応しい雰囲気になった。
2012JFL第27節 横河武蔵野戦レポート
残り6試合!Jリーグの背中ははっきり見えている!


(記事:KLMひろ(藤原裕久) 写真:Miyuki Fukushima)

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