本記事は2014年J2第18節 V・VAREN長崎vs.モンテディオ山形戦で配布された
フリーペーパー「ナガサカ!」に掲載された記事を補筆したものです。
いよいよ始まるワールドカップ!今回はワールドカップを語ってみます。
【グループCのチーム紹介】
(上位2チームが決勝トーナメント進出)
「日本」5大会連続5回目の出場
説明不用。日本が誇る23名に選手によって構成された我らが代表チーム。特にFW大久保嘉人(国見高校出身)、DF吉田麻也(長崎市出身)ら長崎ゆかりの選手らの活躍に期待したい。
「コートジボアール」3大会連続3回目の出場
内戦を終結させた伝説を持つ同国の英雄ドログバ、アフリカ最高にして世界屈指のMFトゥーレヤヤなど、コートジボアールサッカー史に名を残す名手揃いのチーム。年齢的に黄金世代最後の大会へ期待は高まる。
●vs.コートジボアール 6月15日(水) 10:00(日本時間)
「ギリシャ」2大会連続3回目の出場
同国の伝統スタイルである堅守からのカウンターを貫く。CBのパパスタソプーロスを中心とする守備は欧州屈指。攻撃に難はあるが、持ち前の堅守を武器にグループ台風の目となる事も可能性もある。
●vs.ギリシャ 6月20日(金) 7:00~(日本時間)
「コロンビア」4大会ぶり5回目の出場
多くの世界的タレントを擁する南米の強豪。アルゼンチン人のペケルマン監督は多くの名選手を育てた育成のスペシャリスト。世界的ストライカーのフォルカオの欠場は懸念されるが、実力は上位進出を充分に狙える。
●vs.コロンビア 6月25日(水) 5:00~(日本時間)
【ミニ知識】
日本代表のチームカラーはなぜ青?
代表チームとして活躍した東京帝国大のチームカラーの転用などの幾つか説はあるが明確な理由は存在しない。現在は「日本の国土を象徴する海と空の青」と説明されている。
愛称は?
2006年ワールドカップの為に募集されて決定したサムライブルーを2009年に公式に認定した。海外メディアでは「ライジングサン」や「ブルーサムライ」などと呼ばれる事もある。
代表選手時代の高木琢也監督は?
V・ファーレン長崎の高木琢也監督は現役時代に日本代表FWとして44試合出場27得点は代表得点ランク歴代5位(10以内中、1試合平均得点は3位)。
【優勝候補】
ブラジル代表
攻守に圧巻のビッグネームを揃えた問答無用のサッカー王国が地元開催という地の利まで得た状態。敵は唯一、絶対本命のプレッシャーだけ。
アルゼンチン代表
攻撃力では恐らく世界最高。その一方で守備に不安を抱えている。攻撃陣が実力を発揮し守備が安定すれば・・世界制覇もありえるか。
ドイツ代表
総合力は高いがDFがやや弱い。ボールを回してゲームを支配し相手のスペースを突く戦いをベースとする。
【大会を彩る生ける伝説】
ネイマール(ブラジル代表)
左サイドを切り裂きゴールを狙う宝石と称される21歳のエース。
イニエスタ(スペイン代表)
変幻自在のドリブルと多彩なパスを駆使するマエストロ(巨匠)。
メッシ(アルゼンチン代表)
圧倒的な得点感覚と俊敏性、ドリブル、パスに秀でる唯一無二の存在。
C・ロナウド(ポルトガル代表)
世界最高の得点力を誇る。キャリアのピークで大会を迎える。
エジル(ドイツ代表)
繊細なボールタッチと決定機を生み出すパス能力を誇る名手。