2012JFL第20節 FC琉球戦レポート

vista

2012年07月19日 20:28

○V・VAREN長崎(長崎県)4-1 FC琉球(沖縄県)●

[スタメン]
【GK】31:原田欽庸
【DF】3:藤井大輔、5:河端和哉、7:持留新作、20:杉山琢也
【MF】23:マイケル・ジェームズ、25:岡村和哉、16:岩間雄大
【FW】9:中山悟志、15:水永翔馬、11:神崎大輔
[サブ]
【GK】21:金山隼樹
【DF】2:崔宰銀
【MF】10:佐藤由紀彦、29:山城純也
【FW】8:松橋章太、13:有光亮太、17:古部健太


[得点]1分:神崎、37分:中山、41分:水永、65分:神崎

[警告]39分:マイケル(ラフ)



[寸評]
右サイドから岩間が低く速い弾道のボールを送る。
飛び込んできた神崎が一切スピードを落とす事なくダイレクトに右足を合わせる。
先制点が重要な鍵を握る試合で、事実上流れを決める事になる得点は開始1分。
神崎はスタンドへ向かって手を広げ、スタンドは熱狂で応える。
誰もが次期エースと期待する男が期待に違わぬ仕事を魅せた瞬間だった。


 神崎、岩間、中山の3人はこの後もピッチを自在に駆け抜けた。
中盤の運動量、早さで完全に遅れをとったFC琉球。
FW我那覇はボールが出てこない状況に点を仰ぐしかない。
37分、マイケルの上げたボールを中山がダイレクトでヘディング。
41分、持留のクロスを水永がピンポイントで合わせる。前半終わって3-0。
だが65分の神崎の得点後、V・ファーレンの運動量は目に見えて落ち
死に体だった琉球に反撃を許し・・アディショナルタイムにはカウンターから失点。

終盤に詰めの甘さは見せたが今季11勝目。
濃霧中止のゲームがある為に他チームより1試合消化が少ない中で単独2位。
3位Hondaとの勝点差は4。首位を走る長野と一騎打ちの様相を呈してきた。
昇格に残された課題の一つである
年間平均3000人の観客動員は7試合のホームゲームを残してあと1万人を切った。

次節よりトレーナーだけでなく、
アウェイゲームにチームドクターも帯同する事が決まった。
消耗戦の中、V・ファーレン長崎は総力戦へ突入する。

(記事:KLM 写真:MIYUKI FUKUSHIMA )

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